11次のものづくり補助金の発表が10月中旬予定とされていますが、10月18日（火）17時時点でまだ発表されていません。個人的に、先週の金曜日時点から発表を待ってソワソワしているので、採択発表日を予測できるかどうか、これまでの実績を見ながら分析してみました。

採択発表までの平均審査日数は47日

令和4年度のものづくり補助金の1次から10次までの、締切日、採択発表日、審査日数、応募者数の実績を図にまとめてみました。

締切回	締切	採択発表	審査日数	応募者数
1次	2020/3/31(火)	2020/4/28(火)	27	2,287
2次	2020/5/20(水)	2020/6/30(火)	40	5,721
3次	2020/8/3(月)	2020/9/25(金)	52	6,923
4次	2020/12/18(金)	2021/2/18(木)	61	10,041
5次	2021/2/22(月)	2021/3/31(水)	36	5,139
6次	2021/5/13(木)	2021/6/29(火)	46	4,875
7次	2021/8/17(火)	2021/9/27(月)	40	5,414
8次	2021/11/11(木)	2022/1/12(水)	61	4,584
9次	2022/2/8(火)	2022/3/25(金)	44	3,552
10次	2022/5/12(木)	2022/7/15(金)	63	4,224
11次	2022/8/18(木)	10月中旬予定
12次	2022/10/24(月)	12月中旬予定

　　発表されている10次までの結果だと審査日数の平均は約47日となっていますが、審査日数は27日から63日とかなり幅があることが分かりました。
　1次は27日とかなり短いですが、1次は公募開始が3月10日で締切が3月31日と公募期間がかなり短く申請数も少ない特殊な回だったためかもしれません。
　それなら応募者数が多いと審査日数も長くなるのか？と思ったのですが、採択発表は公募要領の中に10月中旬予定といった感じで記載されているため、申請者数とは大きな関係がないように思います。7次締切では申請者が5,414者で審査日数が40日であるのに対し、8次締切は7次より申請者数が少ない4,584者なのに審査日数が61日とかなり長くなっています。

採択発表の曜日は火曜日と金曜日が最も多い

　次に採択発表の曜日に着目して、曜日ごとに回数を集計してみました。

曜日	回数
火	３
金	３
水	２
月	１
木	１

　最も多いのは火曜日と水曜日で３回、次いで水曜日が２回、月曜日と木曜日が１回となっています。昔、嘘かホントか分かりませんが、採択を発表して、多くの問い合わせが事務局に集中するのを防ぐため、金曜日を採択発表日にすることが多いというウワサを聞いたことがありますが、金曜日は３回と最も多くなっています。
　ただ火曜日も３回となっているので、このウワサはそれほど正しくないのかもしれません。
　一方で全体の半数以上が火曜日と金曜日であることから、何かしら事務局の意図が働いている気もします。

11次の採択発表日はいつなのか

　それでは11次の採択発表日はいつになるのでしょうか。11次の採択発表日は10月中旬予定とされています。辞書で調べると、中旬とは十一日から二十日までの十日間だそうです。中旬に発表されるとすると、本日が18日なので19日（水）か20日（木）のどちらかということになります。
　またものづくり補助金は不採択になった場合でも次回の申請に間に合うように、次回の締切日の前に採択の発表がされています。その観点でこれまでの実績を見ると、4次の採択発表が2021/2/18(木)で5次の締切が2021/2/22(月)という回がありました。
　12次の締切が2022/10/24(月)と迫っていることを鑑みると、やはり20日（木）までには発表されそうです。
　発表される曜日別で見ると、これまでの実績は水曜日2件、木曜日1件であったため、11次の採択発表日は明日10月19日（水）ではないかと勝手に予想しています。候補日が2日しかないので、予想でもなんでもないですが・・・。

　ものづくり補助金は、これまでは発表日の17時に公表されてきたので、明日の17時にソワソワしながらものづくり補助金のホームページを見てみようかなと思っています。

（10/20追記）
ものづくり補助金の採択発表が10/20（木）17時にありました。
候補日が2日しかなかったんですが、外してしまいました・・。